こんにちは、英語同時通訳者でオンライン英語・通訳講師の山下えりかです。
たまには少し肩の力を抜いて、音楽の話など。今回は私の好きな英語の曲のうち、バリー・ホワイトの曲を2曲、私の好きなパートの歌詞に解説をつけて紹介したいと思います。
まずは”Just the way you are”から。
原曲はビリー・ジョエルです。有名な曲ですからどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。個人的にはこのバリー・ホワイトのカバーが好きです。彼の厚みのある声にこのスローで情熱的な曲は特によく合います。
次に紹介する曲もですが、まずタイトルが良い。Just the way you are(ありのままの君で ※邦題は「素顔のままで」)なんて、そのワンフレーズだけでキュンとします。
歌詞のどの部分を抜き取ってもとにかく甘く情熱的なのですが、私が一番好きなのが上の動画の3分20秒あたり、“I could not love you any better”という部分。さらっと訳してしまえば「これ以上君を愛せない」となるのですが、「これ以上ないほどに君を愛している」を表現するのに否定形から入るのも素敵ですし、最後の”any better”に「もう絶対この上はない」感が出ていて、曲の盛り上がりと共に気持ちも盛り上がります。
こんな風に包み込むように情熱的に口説かれたいと思わせてくれる名曲です。
お次は”You’re the First, the Last, My Everything”
「君は最初で最後の僕の全て」
なんてストレートに情熱的なタイトルなのでしょう(笑)熱のこもり方は”Just the way you are”と似ていますが、こちらの方がアップテンポなこともあり、熱い気持ちがグイグイきます。英語の曲はこれでもかと言うほどにストレートに愛を語り、それが暑苦しいのに暑苦しすぎず、意味も音も美しいところが魅力です。
歌詞の内容は、タイトルの言葉の補足といった感じです。愛する人がどれほど全てにおいて初めての相手で、彼女以上の人には絶対に出会えないと確信できる最後の相手で、どれほどまでに自分にとっての全てであるかを全力で語っています。
一番好きな部分は動画の2分45秒あたり。
“You’re my reality, yet I’m lost in a dream.”
前半部分は、「君は僕の現実」です。後半部分は直訳すると「でも僕は夢の中で迷子になっている」という感じ。感覚としては、「夢見心地」という日本語を当てるといいんじゃないかと個人的には思います。
どちらの曲も、うっとりと素敵な気持ちにさせてくれるお気に入りの曲です。
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